
南側に家がある土地に家は建てたくないわ〜。日当たり悪いと最悪よね・・・。
たしかに南側に家があると、日当たりが悪くなりますね。
ただ、私は家の土地選びに日当たりは大して重要ではないと考えています。
今回は、家の土地選びに日当たりが重要ではない理由と日当たりが悪い家はどういう対策を取るべきかお話していきますね。
これから家を建てる人は、この記事を最後まで読むことで、無理して日当たりの良い高い土地を選ぶ必要がないことがわかります。



同じ条件でも日当たりのいい土地はそれなりに高いですからね。
日当たりが悪いことで生じるデメリット
日当たりが悪いことで生じるデメリットは4つ。
- 洗濯物が乾かない
- 冬は日中寒い
- 部屋が暗くなる
- 部屋の湿度が上がる
南側に家や大きな建物があると、間違いなく日当たりが悪くなります。
日当たりが悪いと上のような問題がでてきそうで心配になりますよね。
ただ、上のような問題は簡単に解決できるものばかりなので、1つずつお話していきます。
日当たりが悪いデメリットへの対策
上であげた、日当たりの悪いことで生じるデメリットへの対策を紹介していきます。
洗濯物が乾かない
たしかに日当たりが悪いと、洗濯物が乾きません。
私も南側に高いマンションがあって日当たりが悪いアパートに住んでいたことがありますが、洗濯物は全く乾きませんでした。
ただし、これは外干しした場合です。
最近では、外干しは全くせず全て室内干しをしている家庭も多く、我が家もそうしてます。
外干しを避ける方法は下のように色々あるんですよ。
- 浴室乾燥機
- 衣類乾燥除湿機
- 衣類乾燥機
- ドラム式洗濯機(乾燥機付き)
これらはメリットも多くあり、外干しするよりも楽なので一回外干しをやめるともう戻れなくなりますよ。笑
外干しをやめるメリット
- 雨が降っても問題ない
- 鳥の糞や、廃棄ガスがつかない
- 花粉やウイルスがつかない
- 干したり取り込みの手間が少ない(無い)



衣類乾燥機やドラム式洗濯機で衣類を乾燥させる場合、干したり取り込みする手間がなくなりますよー。
冬は日中寒い
日当たりが悪い家は冬寒くなります。
ただ、多くの人は日中、仕事や学校であまり家にいないのではないでしょうか。
これは生活スタイルによっても変わりますが、人がいない日中、室内が暖かいかどうかなんてあまり気にならないですよね。
そもそも、暖かい家を目指すなら断熱性や気密性の高い家づくりをする方が効果が高く、夜も暖かい家づくりができるのでおすすめです。
断熱材の素材によっては家の断熱性能は大きく変わります。
ハウスメーカー別で使用されている断熱材についてはこちらの記事で詳しく書いています。
部屋が暗くなる
日当たりの悪い家は室内が暗くなります。



日当たり悪いと部屋が暗くなるから嫌だなー。
これについては、「電気つければよくない?」って思ってしまいます。
そもそも私の場合は日中あまり家にいないので気にならないのですが、暗かったら電気をつけますよね。
また、部屋のインテリアや壁紙の色を明るくすることで、明るい印象にすることもできます。



日当たりの悪い家に住んでましたが、部屋の暗さは全く気になりませんでしたよ。
部屋の湿度が上がる
日当たりの悪い家は湿度対策が必須。
日当たりの悪い家は湿度が溜まりやすく、カビの原因になります。
対策として普通に除湿機を使うのもいいんですが、全館空調システムもおすすめです。
同じ条件の場合、日当たりの悪い土地は、日当たりの良い土地に比べて数十万円〜数百万円値段が安くなりますよね。
その浮いたお金で全館空調システムを取り入れるのはどうでしょうか。
全館空調は室内が乾燥しがちなので、稼働させているだけで勝手に除湿機の働きをしてくれますよ。
結論
南側に家があって、日当たりの悪い土地でも気にしすぎる必要はありません。
南向きに家があって、日当たりが悪い家は絶対に避けろという風潮がありますよね。
その分、日当たりの良い土地はかなり高い。
もちろん日当たりはいいに越したことはないんですが、これから家を買う人にとっては予算内におさめることも重要なはずです。
日当たりが悪いことによるデメリットは全て対策が可能なので、少しでも家を安く手に入れたい方は今回の記事を参考にしてみてください。
そもそも、せっかく高いお金を出して日当たりのいい土地に家を建てても、この先10年、20年後に南側に高い建物が建たない保証はありません。
なので、日当たりを重視しすぎると後々後悔することになる可能性が高いですよ。
今回の記事があなたの家づくりの参考になれば嬉しいです。
このブログでは他にも家づくりに役立つ情報を更新しています。
よかったら他の記事も読んでみてくださいね。


コメント