
リビング階段を採用しようか迷ってる、実際採用した人はよかったの?それとも後悔してる?
我が家の場合、妻の要望として『子供が帰宅後顔を合わせず自室に行くようなことになるのが嫌』という理由でリビング階段を採用しました。
実際、家に住み始めてリビング階段は家族とのコミュニケーションは取りやすいなと感じる反面、デメリットが見えてきたんですよね。
今回はそんな経験から、『リビング階段を採用するとこんな後悔ポイントが出てくる可能性があるよ』ということを知ってもらいたくてこの記事を書いています。
リビング階段のデメリット(後悔ポイント)
リビング階段を採用することで出てくる後悔ポイントをまとめました。
- 冬寒い
- 光熱費がかかる
- 家族の生活音が気になる
- 料理の匂いが2階に上がる
- 家族の友人が来た時リビングでくつろげない

ようするにリビング階段は『寒い、うるさい、臭い、金がかかる、人目が気になる』ってことだねー最悪じゃん。

まぁでも実際はそこまででもなかったりするので、リビング階段を設置した私が一つずつ解説してきますね。
冬寒い
ネット記事の間取りの後悔ポイントを読んでいると『リビング階段を採用するとLDKが寒い』というのをよくみます。
なので私も冬覚悟していたのですが、実際そこまで寒くなることはありませんでした。
温度の感じ方は人それぞれですが、妻も子供も『今まで住んでた家と比べると暖かいね』と言っていたので我が家の場合は問題なさそうです。

ただし断熱性能が低い家の場合、リビング階段を採用することで、寒くなるのは間違いありません。
光熱費がかかる
リビング階段を採用することで、確実に熱効率が悪くなり光熱費が上がります。
とくに暖房をつけた場合、熱は上に逃げていってしまうので1階が温もりにくいんですよね。
その結果、エアコンは部屋の温度を調節しようとずっとフル回転をすることで光熱費がどんどん上がっていきます。
(家族の耐久力と笑)家の断熱性能次第なのでうちの場合は問題ありませんでしたが、同じくリビング階段を採用した友人は冬の電気代が5万円を超えたという話をしていました。

うちはリビング階段ありでオール電化ですが、冬場も電気代1.5万円を超えたことはありません。
家族の生活音が気になる
リビング階段を採用して、一番後悔しているのは上の音が気になる、または下に気を使わないといけないことです。
住んでみるまで気づかなかったんですが、リビングと2階がつながっているので音が響きやすいんですよね。
子供が自分の部屋でガチャガチャ遊んでいる音がリビングまでダイレクトに聞こえてきます。

私はリビングで作業をしていることが多いので気が散ってしまうんですよね。
せっかく近隣に気を使わなくてもいい一軒家に住んだのに、リビング階段を採用すると家族に気を使わないといけなくなるということになりかねません。
料理のニオイが2階に上がる
ニオイ問題もリビング階段のデメリットとして、ネットでよく議論されている話です。
これも我が家の場合は全く気になりません。
吹き抜けのリビング階段や直線階段の場合はニオイが上にいきやすいようですが、我が家の場合は折り返し階段なんです。

折り返し階段はニオイが直接上にいくのを抑えてくれるのでリビング階段のニオイ対策におすすめですよ。
他にもインナーウィンドウのキッチンや珪藻土の壁を採用することで、ニオイが充満するのを防ぐこともできますよ。
家族の友人が来た時リビングでくつろげない
リビング階段にすると、来客時リビングでくつろげなくなります。

ホール階段なら寝巻きでリビングをゴロゴロできるよねー。
リビング階段の場合、例えば子供の友達が家に遊びにきたときに、リビングを通らないと子供部屋にいけません。
プライバシーの面では、ホール階段に軍配が上がりますね。
リビング階段のメリット
- リビングが広くとれる
- 家族と顔を合わせる機会が増える
- 家族とコミュニケーションがとりやすい
- 家族の気配を感じられる
- オシャレ
リビングが広くとれる
リビング階段を採用すると、廊下のスペースを最小限に縮小できるので、リビングを広くとることが可能です。
どうせ注文住宅を建てるなら広いLDKに憧れる人もすくなくないはず。
また、狭小地に家を建てる場合は少しでも土地を有効活用したいですよね。

リビング階段×吹き抜けにすると視覚的にも広くすることができますよ。
家族と顔を合わせる機会が増える
リビング階段を採用する人の大半は、家族がリビングを通らずに2階に上がるのを避けることを目的としています。
リビング階段にすることで、必ずリビングを通らないと自室にいけなくなるので必然的に家族が顔を合わせる機会が増えます。
実際うちも「娘が素通りで自室に行くようになると、よくないよね。」という理由からリビング階段を採用しました。

知らない間に娘の友達や彼氏が家の中にいたら嫌ですしね。
家族間のコミュニケーションを重視したい方はリビング階段が必須ではないでしょうか。
1階2階間で家族とコミュニケーションがとりやすい
リビング階段のある家に住んでみてわかったんですが、リビングから自室にいる家族に声かけができて楽です。
例えば、『ご飯できたよ〜。』とか『今からでかけるよ〜。』なんてリビングからでも届きます。
私が実家にいた頃はよく廊下に出て階段の下から父親に『夕飯できてるよ〜。』なんて叫んでました。

わざわざ廊下まででなくていいので便利です。横着かもしれませんが、毎日のことですからね。
家族の気配を感じられる
リビング階段を採用することで、LDKにいると家族がどの部屋にいても気配も感じることができます。
デメリットに「うるさい」というのがありましたが、逆に家族の気配を感じることで安心することができます。
例えば子供を2階で寝かしつけた後に、LDKでくつろぐみたいな場面でも、リビング階段なら泣き声がしっかり聞こえてきますよね。

遮音性がないことは、メリットにもデメリットにもなるんだねー。
オシャレ
リビング階段を設置すると、部屋の内装が立体的になり、デザイン性の高い空間を作り出すことができます。
デザイン性に関しては好みになるので、実際に画像をみた方が早いと思ったのでサンプルを数枚貼っておきますね。




気に入った方はリビング階段を検討してみてくださいね。
リビング階段採用した人の声(後悔したポイント)
リビング階段の後悔ポイントや、ホール階段にしてよかったという口コミは上のように『寒い、電気代がかかる、プライバシーが守られないというものが多くありました。
リビング階段の音問題や、ニオイ問題は扉や、防音カーテンをつけることで解決できるようですね。ホール階段を採用した人でデザイン面で後悔している人も多くいました。
【実体験】リビング階段を採用して後悔【まとめ】
最後にここまでで紹介した、リビング階段を採用するメリットとデメリットを振り返ります。
リビング階段のメリット
- リビングが広くとれる
- 家族と顔を合わせる機会が増える
- 1階2階間で家族とコミュニケーションがとりやすい
- 家族の気配を感じられる
- オシャレ
リビング階段のデメリット
- 冬寒い
- 光熱費がかかる
- 家族の生活音が気になる
- 料理の匂いが2階に上がる
- 家族の友人が来た時リビングでくつろげない
個人的にリビング階段を採用して、一番後悔したのは子供の遊んでいる音が気になるというところですね。
防音カーテンや扉をつけることで音問題は緩和できるようなので、検討してみようと思っています。
この記事があなたの家作りに役立てたら幸いです。

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