
家を買う予定なんだけど、コンセント位置で気にしておくべきことってあるのかな?
あとで後悔したくないからポイントがあれば知りたいな。
今回はこんな注文住宅のコンセント位置に関するお悩みを解決します。
先日、わが家はセキスイハイムで新築を購入しました。
打ち合わせの際に、担当の営業マンから「コンセントの打ち合わせをしましょう」との提案が・・・。
そのとき私は「コンセント位置なんて営業任せでいいんじゃない?」と思ったんですが、調べていくと「しっかり計画しないとまずいな」と気付きました。
今回はこれから注文住宅を買う人に向けてコンセント位置について計画するべきことを書いていきます。
コンセント位置での後悔とは


「コンセント位置」は注文住宅で家を建てた人の多くが後悔しているポイントです。
営業マンはそこまで細かく計画してくれる人が少なく、コンセントの位置はエラーが多くなりがちです。
もし失敗してしまうと下のような後悔ポイントが生まれます。
- コンセントが足りない
- 延長コードが目立ってダサい
- ソファーやベットに隠れて使えない
せっかく注文住宅を建てたのに、コンセントの位置や数なんかで後悔したくないですよね。



このような後悔をなくすために、コンセント位置で失敗しないためのポイントを抑えていきましょう。
コンセントの位置で後悔しないための8個のポイント


コンセント位置で後悔しないための対策は8個あります。
- 家具、家電位置とコンセント位置を図面に書き込んでもらう
- 寝室のコンセントは多めに計画
- キッチンのコンセント位置は最低6つ
- 洗面台のコンセントは4つ以上設置
- 収納内コンセントがあれば便利
- 屋外コンセントは必須
- 2階には有線LANを設置
- ドアが開く向きに注意
1つずつ簡単に説明していきます。
家具、家電位置とコンセント位置を図面に書き込んでもらう


コンセント位置を決める前に必ず設置する家具、家電を図面に描き込んでもらいましょう。
なぜなら、図面に落とし込むことでコンセントの数の不足や、コンセントが家具に隠れてしまって使えないといった失敗を防ぐことができます。



できることならメジャーでサイズを測って、設計士や営業に伝えて描き込んでもらいましょう。
これをすることで、コンセント位置で後悔する確率を大幅に減らすことができますよ。
寝室のコンセントは多めに計画


寝室のコンセントは多めにしておきましょう。
標準仕様では、下のような家電が必要になりコンセントの数が足りない場合がよくあります。
寝室で使う可能性のある電化製品
- スマートフォンの充電器
- ゲームの充電器
- 電気スタンド
- 布団乾燥機
- 電気毛布
- 扇風機
- 暖房器具
- 空気清浄機
- 加湿器
- 布団クリーナー
- 掃除機
- テレビ
- パソコン
このような家電を多く使う可能性のある方は「寝室のコンセントは多めにしてください。」とこちらから提案しましょう。
またベッド位置などの模様がえにも対応できるように、部屋の四隅にコンセントを設置するといいですよ。
たくさん必要な方は4口コンセントもあるので場合によっては選択するといいですよ。


キッチンのコンセント位置は最低6つ


キッチンは定番の家電だけで、コンセントは6カ所必要です。
キッチンの定番家電
- 冷蔵庫
- 炊飯器
- 電子レンジ
- トースター
- 電気ケトル
- コーヒーメーカー
その他家電
- 浄水器
- 食洗機
- ミキサー
- ウォーターサーバー
なのでキッチンのコンセント数は、最低6個で必要な方はそれ以上の数を検討しましょう。
またキッチンのコンセントは食器棚側に設置される場合が多いですが、キッチン側にもつけるのがおすすめです。
特に後から浄水器を設置する場合、キッチン側のコンセントは必須になります。



ミキサーやケトルを使うことを考えてもキッチン側にコンセントがあると便利ですよね。
我が家はキッチン周りに6カ所コンセントを設置しています。
洗面化粧台のコンセント


洗面化粧台のコンセントは最低4つは用意した方がいいでしょう。
洗面化粧台で使う可能性のある家電
- ドライヤー
- 電動カミソリ
- ヘアアイロン
- 電動歯ブラシ
- ヒーター
- 扇風機
- 除湿機
一般的な洗面台周りのコンセントは2個程度です。



忙しい朝、コンセント不足でイライラしたくないですよね。
我が家は洗面台周りにコンセントを5カ所設置しています。
収納内コンセント


収納内も1個か2個、コンセントを設置しましょう。
「収納内コンセントって何に使うの?」って人も多いと思いますが、あると便利ですよ。
収納内コンセントがあることで、コードレス掃除機やお掃除ロボットを隠しつつ充電ができます。



見えないところに常に置いとくことができるから、部屋がすっきりしていいねー。
また、掃除機やお掃除ロボットを使う予定がない方でも、非常時用の懐中電灯を充電しておくなどできるのでやはり収納内のコンセントはあると便利ですよ。
屋外のコンセント


屋外コンセントも1〜2カ所設置しておくといいですよ。
屋外コンセントの使用例
- 高圧洗浄機
- 電気自動車の充電
- BBQのコンロ
- 防犯カメラ
せっかく注文住宅を買うなら、庭で洗車ができるといいですよね。
また防犯面を考えると、防犯カメラが将来的に必要になるかもしれません。



個人的に屋外コンセントは必須と思ってます。
2階の有線LAN


1階に無線LANルーターを設置した場合、2階にWi-Fiが届きにくい場合があります。
2階にWi-Fiが飛ばないと、スマホやPCがネットに繋がりにくくなるので不便ですよね。
対策として、中継ルーターを設置することで2階でも繋がりやすくなります。



中継ルーター設置のために有線LANを設置しておきましょう。
ドアを開く向き


ドアの向きとコンセントの位置関係には気をつけましょう。
ドアを開ける方向にコンセントがあると、差した線などが干渉してしまいます。
断線や故障の原因になるので、設計の際に注意しておきましょう。



前私が住んでいたアパートもドア開口部付近にコンセントがあり、スマホの充電器が干渉していました。
これは営業マンや設計士も見落としがちなポイントですよ。
注文住宅のコンセント位置【8個のポイント】まとめ
夢のマイホーム…コンセントの数や位置なんかで悩みたくないですよね。
上に書いた8個のポイントを抑えておけば、失敗する確率がグンと下がりますよ。
コンセント問題は失敗すると一生つきまとう問題になります。
直すにしても電気工事が必要になるので、費用が大きくかかってしまいます。



建てる前にしっかりとコンセント位置の計画をして、失敗を回避していきましょう。
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