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トヨタホームは地震などの災害に強いのか?耐震性は?

施主

トヨタホームって地震に強いって聞くけど、実際どうなんだろう。

今回はこんなトヨタホームの耐震性や地震対策、その他災害対策について気になっている方の疑問に答えていきます。

「トヨタホームは、鉄骨住宅だから地震に強いよね。」

「いやいや、でも鉄は錆びるから将来的に弱くなるよ。」

というように、ネットではトヨタホームの耐震性に対して様々な意見があります。

結論から言うと、トヨタホームは地震にとても強いハウスメーカーです。

その証拠に、トヨタホームは国の基準の最高ランクである「耐震等級3」を標準装備で余裕でクリアしているんです。

今回はトヨタホームの特徴を元に、なぜ地震や災害に強いハウスメーカーなのかを解説していきます。

目次

トヨタホームは地震に強いのか?

トヨタホームの耐震性能は優秀です。

パワースケルトンと呼ばれる強靭な構造体でそもそも揺れには強いのですが、さらに独自の制振装置で地震による内装の損傷を防ぎます。

商品ごとに説明すると、シンセシリーズのユニット工法とエスパシオのEST工法どちらも地震に強いです。

ユニット工法の耐震性

トヨタホームのシンセシリーズ(ユニット工法)
トヨタホームのシンセシリーズ(ユニット工法)

ユニット工法とはユニットと呼ばれる鉄の枠組みを工場で作って現場で組み立てる方法です。

ユニット工法は125mm角の太い鉄骨柱を使っています。これは一般的な鉄骨住宅の約2倍の太さ。

また木造住宅と比較すると同じ太さの檜柱に比べ、約4.3倍重さに耐えられるといった強度の高さを誇ります。

その鉄骨柱を箱型に組むとさらに頑丈になり、約26.7トンまで支えられるんです。

また、オプションで地震の揺れを軽減する制振ダンパーT4システムを採用することもできます。

トヨタホームのT4システム

T4システムとは車のショックアブソーバーの発想から地震の横運動を回転運動に変えて、そのエネルギーをオイルが吸収するというシステム。

トヨタホームのT4システムの仕組み

これを使えば大地震が起きても住宅の変形量を20%から70%も軽減することができ、室内の壁紙の破れや石膏ボードの割れなどを少なくしてくれるんです。

1件で4箇所付き、52万円程度です。

EST工法の耐震性

トヨタホームのエスパシオ
トヨタホームのエスパシオ(EST工法)

トヨタホームのEST 工法とはいわゆる鉄骨軸組工法のことを言います。

EST工法ではラチス柱と言ってジグザグに入ったラチス材が大地震の際に変形し、建物を守ってくれます。

トヨタホームのラチス柱

さらに外壁に軽量コンクリートパネル ALCを施行することができ、火災に非常に強く、都市部などの密集地でも燃え移りにくいという特徴があります。

軽量コンクリートパネル ALCは外から1,000度の高温を受けても、室内の温度が30分で2度しか上がらないと凄まじいものです。

トヨタホームのALC外壁は火災に強い

ヘーベルハウスのヘーベル板や積水ハウスのダインコンクリートに似たものですが、厚みは 100mm と業界でもトップレベル。

トヨタホームの基礎の耐震性能

トヨタホームは、基礎も優秀で地震に強いんです。

基礎とは家の足元にあるコンクリートの部分です。

ここが壊れると家がどんなに丈夫でも、家に住むことはできなくなります。

基礎の主筋の太さは13mmと一般的ですが、基礎幅が 170mmと熱く、さらにベースと立ち上がりを 1 回で打設する一体打ちを行うため強度の高い基礎となります。

トヨタホームでは全邸でコンクリートの強度をしっかり測定試験を行っているメーカーです。

つまり基礎の強度施工品質にはかなり真摯に向き合ってるメーカーと言えます。

トヨタホームの耐震性能に関して公開実験を実施

トヨタホームでは耐震性能を保証するために、過去の大地震を想定した公開実験を行なっています。

テツ

シンセシリーズで行われた公開実験の動画はこちら。

トヨタホーム公式YouTube動画

東海地震、兵庫南部地震(いずれも震度7)を再現し、余震まで想定し実施されました。

余震は震度6以上17回を含めて合計90回の余震を想定して揺らすというやりすぎているくらいの実験内容となっています。

この実験の結果は建物の構造体に損傷はなく、大地震後も安心して住み続けられる耐震性能があることが実証されました。

石膏ボードの割れ、壁紙にシワや切れなど軽微な損傷は認められたものの。

  • サッシの開閉もスムーズ
  • ソーラーパネルの損傷なし
  • 外壁の損傷もなし
テツ

この耐震性能実験の結果から、トヨタホームは家族を地震から守ってくれる安心して住み続けられる家ということが分かりますね。

トヨタホームは車と家の接続で災害対策を実現

トヨタホームは家と車をつなぐ事で蓄電池がなくとも災害時電気を使えます。

オプションで太陽光パネルや蓄電池を付けることもできますが、トヨタホームの強みはやはり車との接続。

トヨタホームでは非常時給電システムで停電の際、車から電気をもらえ、最大1500W約4日半電気が使えるんです。

これがあれば災害時にも、いつもの暮らしを続けることができます。

例えば、冷蔵庫のものが腐らなかったり、リビングの電気も使えます。つまり、在宅避難が可能になるんです。

施主

でも電気自動車は買う予定ないし・・・。

って思う方もいるかもしれませんが、トヨタホームのクルマde給電では、アクア、プリウス、ハリアーなどのハイブリットカーでも可能でトヨタ自動車約20車種で対応が可能なんです。

これなら問題なく使えそうですね。

施主

でもさー、停電対策なら蓄電池買えばいいじゃん。

と思う方もいるかもしれませんが、蓄電池は 10 年程度で買い替えが必要なものもあり、その都度買い換えるのは大変ですが、車はどっちにしろ何年かで買い替えます。

なので対応しているトヨタ車を買い続ければずっと停電時安心なんです。

「クルマde給電」の初期費用は24万9600円程度。

テツ

コネクターを車に差し込むだけで作業も楽ちんなので「難しそうだな」と思っている方も安心ですね。

トヨタホームは地震などの災害に強いのか?耐震性は?【まとめ】

トヨタホームは鉄骨住宅の中でも、耐震性が高く地震に強い家づくりができます。

またエスパシオでは軽量コンクリートALC外壁を採用することで、火災にも強い家が建てれます。

さらに、家と車をつなぐことで停電時に電気が使えるというトヨタホームだけのメリットもあるんです。

他にもトヨタホームの全館空調の記事も書いています。

>>【後悔する?】スマートエアーズのメリット・デメリット

テツ

トヨタホームは非常に地震に強い家なので、耐震性能を重視している方は一度セキスイハイムのモデルハウスに行ってみてはいかがでしょうか。

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