
和室を作ろうか悩んでる。
和室を作るメリットとデメリットが知りたい。
こんな悩みや疑問を持った人に向けて記事を書きました。
本記事の内容
- 和室を作るメリット
- 和室を作るデメリット
- 和室に採用する畳の種類
- 我が家が和室を作った理由
本記事の信頼性
(ハウスメーカー20社訪問、資料請求100社以上)
これから家を買う人に向けて、実際に買った経験をもとに購入する側目線で記事を書いています。
和室を作るメリット
和室にはメリットがたくさんあります。
メリットを理解して、採用するかしないか考えていきましょう。
様々な用途で使える
和室の1番のメリットは様々な用途で使えて便利という点です。
使い方の一例を紹介します。
- 仏間として
- 客間として
- お昼寝スペースとして
- 洗濯物を畳むなどの家事スペースとして
特に小さいお子様がいるご家庭では、転んでも畳は柔らかいので安心ですし、疲れたらお昼寝するのにも最適です。
収納が増える
和室の押入れは大収納の押入れが定番です。
押入れは、布団や座布団を収納するためのスペースなので、一般的なクローゼットよりも奥行きがあります。
なので、和室の押入れがあれば布団やクリスマスツリー、雛人形などのかさばる荷物を収納することができます。

和室は大勢の来客があっても、座布団を人数分敷くだけで全員座ってもらうことができます。
来客の多いご家庭は和室があれば便利そうですね。
和室を作るデメリット
そんな和室にもデメリットがあります。
和室を取り入れたいと思っている方は、デメリットを知った上で検討していきましょう。
痛みやすいので手入れが大変
和室のデメリットとして畳の手入れが大変です。
特に「天然い草」の畳は隙間に汚れが溜まりやすく、子供が飲み物をこぼすだけでもシミになってしまいます。
必要になってくる手入れとして掃除機をかけるだけでなく、定期的に雑巾で乾拭きをするなどする必要があります。
また、数年ごとに新しい畳に交換する必要もあるので、ランニングコストもかかってしまいます。
最近では、耐久性に優れた樹脂製の畳や琉球畳もありますので、和室を採用したいけど手入れの回数を減らしたい方には新素材の畳がオススメです。
リビングが狭く感じる
リビング横に和室を設置するデメリットとしてリビングが狭く感じてしまうことがあげられます。
これは床の素材が畳になり、仕切りや垂れ壁があることによって視覚的に狭く感じてしまうことが原因。
すべてフローリングにしてしまっても、くつろぐスペースが欲しい方はタイルカーペットや畳のパネルを引けば和室の代用としても使うことが可能です。
収納スペースが減る
物が多いご家庭は1階の収納不足という問題が発生しがちです。
これは考え方次第ですが、和室をとるスペースがあるなら、そこを思い切って収納にしてしまうという考え方もあるということは知っておきましょう。
最近では、和室を取り入れないご家庭も増えてきているようです。

手入れが苦手な方は和室を採用しないという選択も全然ありです。
またメンテナンス頻度が少なくても大丈夫な樹脂や和紙の畳を採用するのもいいかもしれません。
和室に採用する畳の種類
最近の畳は様々な種類や色があり、フローリングの色に合わせた畳を選べばお部屋に統一感がでますし、デザイン性に富んだ和室を作ることも可能です。
そんな畳の種類と特徴を紹介していきます。
和室の畳選びの参考にしてください。
畳の種類
- 天然い草の畳
- 和紙畳
- 樹脂製の畳
- 琉球畳
天然い草の畳
天然い草の香りにはリラックス効果、集中力アップ効果があります。
また、湿度調節効果があり湿度の高いときは空気中の水分を吸ってくれて、湿度が低いときは吐き出してくれます。
除菌消臭効果もあり、足の臭いの抑制にもなるそうです。
デメリットはメンテナンス費用がかかること、ダニやカビの餌になるためそれらが繁殖しやすいことです。
人にも環境にも優しい、「天然い草」の畳を検討してみてはいかがですか?
和紙畳
和紙をコヨリ状に加工し、い草のような形にして樹脂コーティングした畳を和紙畳といいます。
「天然い草」とは逆で、手入れがしやすく、清潔に保っておけるのでダニやカビに強いといったメリットがあります。
樹脂製の畳
表面や内面の特殊加工により、い草の長所を備えた新素材の畳。
い草畳に比べて100%に近い洗浄率なので、お手入れやお掃除も簡単で耐久性にも優れています。
琉球畳
大分県の国東地方だけで生産されている植物を使った畳。
とても丈夫でい草畳と比べると数倍の強度を持ち、耐火性、耐久性に富んでいます。
香りや湿度調整効果、除菌消臭効果などのメリットがある「天然い草」かデザイン性、メンテナンス性のメリットがある「樹脂・和紙素材」のどちらを選択するか考えましょう。
我が家が和室を作った理由
我が家は家族で話し合いをした結果、樹脂製の畳を使った和室を採用しました。
採用した理由は3つあります。
- 子供と嫁の寝室として
- 子供が将来里帰りしたときのスペースとして
- 老後に1階だけでも生活ができるように
- 客間・くつろぎスペースとして
和室のいる、いらないは人それぞれの考え方や好みが出る部分だと思います。

私はリビングを広くとりたかったのと、今住んでいる賃貸も和室はないですが困ったことはなかったのでいらないと思っていたんですが、嫁から上の理由から必要と言われ採用しました。
和室はいる?いらない?【メリット・デメリットを解説】
和室のメリット・デメリットについて解説しました。
和室のメリット
- 様々な用途に対応できる
- 押入れ収納が増える
- 天然い草のリラックス効果・湿度調整効果など
- 樹脂性の畳はデザイン性が豊富
和室のデメリット
- メンテナンスが大変
- メンテナンスコストがかかる
- リビングが狭く感じる
- 収納が少なくなる
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